本日は、買い物時に何気に気になってしまった商品を試してみました。
もちもちパンミックス
昭和産業さんから販売されている商品です。
お値段300円ほどで、若干お高いですが、発酵いらず、30分で作ることができるというフレーズに負けて(笑)購入してしまいました。
成分表示
職業柄、必ず見たくなってしまう成分表示です。私は、ここから味や出来上がりの想像をすることが好きなのです。
今回のポイントは、もち大麦粉・でんぷん・粉末チーズです。この3点からポン・デ・ケージョのようなパンができるのではないかと予想します。
そして、発酵いらずということでやはりドライイーストは入っていないようです。
箱の裏側
材料と作り方が書かれています。
手順はざっくりと、まぜる・こねる・丸める・焼くの4工程です。
ただ気になる点は、ワンポイントメモにも書かれている通り、卵のサイズによる生地のまとまりの違いです。
大きい卵を使用すると、多少水分量が増えるため、粉物を練るときには水加減が必要になります。水加減が足りない分には足すことで問題が解消されますが、水加減が多すぎた場合には粉を足す対応になってしまいます。小麦粉で作っているものでしたら気軽に足すことはできますが、今回のように専用のミックス粉を使用する場合には特に気を付ける必要が出てきます。
ミックス粉を全量使用してしまう場合に、生地が水っぽくなってしまって粉を足さなくてはならなくなってしまうと、自宅にある違う種類の粉を足すことになってしまうので、出来上がりの味や生地の質感が本来のものと変わってしまう可能性があります。
そうしないために今回は、①の工程で水は別容器に100CC 入れておき、ボウルの中で始めに混ぜるのは、卵とサラダ油のみにしました。(今回牛乳がなったので、水で代用しました。)
内袋
100gずつ分けられていました。100gの粉からおよそ8個分のパンができるそうです。ですが、パン好きの我が家ではあっという間に終わってしまう恐れがありますので、今回は一気に2つとも使用します。
実際に作ってみた
①大きめのボウルに卵2個とサラダ油を12gいれ、ホイッパーで混ぜ合わせる。
②①に粉を入れ、ヘラで混ぜ合わせていく。(実はこの時、粉チーズのおいしいそうな香りがかなりしていました。)
③②がある程度合わさったら、水100gを生地の様子を見ながら数回に分けて入れていく。生地がひとまとまりになり、手にくっついてこなくなったら、40~50回必死にこねる(笑)(ちなみに水は約75gの使用でした)
④(180℃でオーブンの予熱を始めましょう)
形成をします。どんな形でも焼けそうなので、今回はウインナーに巻いたものと、今月のハロウィンに先駆けて、おばけちゃん型にしてみました。
⑤180℃のオーブンで約15分焼いて出来上がりです。
形はそのまま膨らみました。
お化け型パンにはマヨネーズ・ソース・ケチャップで顔を付けてみました。なんかかわいいのか かわいくないのか わからなくなりました(;^_^Aでも形はばっちりです。
実食
パンの生地は、想像通りポン・デ・ケージョに近い生地でした。
甘味はありませんが、チーズの香りがかなりあるので、総菜パンとして食べるのが良いと思います。(パッケージにはほんのりチーズ風味と書かれていましたが、しっかりチーズ味です)ウインナーとの相性もとても良かったですし、調味料との相性も良かったです。おすすめはマヨネーズです!!とてもよく合います。
さいごに
実は、小麦粉+豆腐+ベーキングパウダー+ダイスチーズで作るパンは、保育園のおやつで作ったことがあります。しかし、生地の感じは「ソフトなフランスパン」のようでした。味はおいしかったのですが、ふんわり感はほとんどなく、どっしりした生地だったことを覚えています。
今回使用したミックス粉は、卵を使用しているおかげもあって食感はもっちりしていましたが生地のどっしり感はなく、非常に食べやすいパンが出来上がりました。
こねて焼くだけなので、作業時間はさほどありません。焼き時間込みで30分ほどでできてしまいます。
とっても簡単なので、小学生くらいの子ならば一人でも作ることができそうです。