給食会議では何を話し合うのか?頻度や会議時間はどのくらい?

給食室の仕事

給食調理員の仕事のひとつに『給食会議』があります。今回は、給食会議とは何か?ということを書きたいと思います。

給食会議とは

給食職員と保育士が月に1回以上話し合う場です。

系列の園がある場合にはすべての調理員が集まって会議をしたりもします。この場合は、代表の保育士(主に園長)にも立ち会ってもらうこともあります。

給食会議を行って給食についての話し合いをおこなうということは、監査項目にも明記されており、もちろん議事録の保管もしておく必要があり、監査時には書類の提出もします。

どんな内容を話し合うのか

献立

栄養士が立てた献立をみんなで見て話し合っていき、必要があれば訂正をしていきます。これは、献立の偏りをなくすために必要なことなのです。

栄養士も人間ですので、自分の好みの献立に仕上げる傾向にあります。そうすると、ある程度献立のパターンが決まってきてしまいます。それを防ぐため、「みんなの意見を聞いてみましょう」という意味合いもあるのだと思います。

他の人の意見を聞くことによって、献立作りの参考にもなるのです。

喫食具合いの報告

給食時の子どもたちの反応、食べ具合、残食などの報告から、反省点や改善点などを考えます。

  • どのようにすると子どもが食べやすいのか?
  • 味付け、切り方、調理法の検討
  • 使用食材の見直し

新メニュー紹介

時には、これまでになかった新しい献立が加わることも。そういった場合には、給食会議の場で紹介されることもあります。

使用食材や、作り方、可能であれば試食なども行い、様々な職員から意見を求めることもあります。

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研修報告

外部の研修や講習に行った職員は、その報告をして他の職員と情報を共有します。

季節ごとの注意点

これはあえて話題に出すことで、一人一人が事前に意識を持つことができます。

例えば

  • 梅雨前に『食中毒』についての注意喚起
  • クリスマス前に『使用可能食材の確認』(おやつのケーキ作りにチョコレートなどを使いすぎないため)
  • 監査前に『調理室内の衛生や給食の書類について』

などなど、意識して業務がこなせるように、わかりきったことでも話し合う場合もあります。

どのくらいの時間をかけておこなわれるのか?

これは園ごとで違いがあると思いますが、私の職場では1回あたりおよそ2時間です。会議そのものは勤務時間内で行われるため、残業になることも、休日出勤になることもありません。

話し合いで知ること

自分の勤務する園の様子は普段から見ていることなのでわかっていて当たり前なのですが、系列園がある場合は、他園の様子も知ることのできる場なのです。

  • どのように給食を食べさせているのか(硬さ、形状、味付け、盛り付け方など)
  • 食育活動はどんなことを行っているのか
  • 手際よく調理するための手順、調理法
  • 給食時の子どもへの声掛け
  • 保育士さんとの連携の取り方
  • アレルギー児の対応
  • 離乳食の対応
  • 行事食のデコレーション(かわいらしい盛り付け)

などなどの情報交換も行われます。

時には原因究明も…

私の勤務する保育園には複数の系列園があります。献立も統一したものを使用しているのですが‥‥。

分量も同じように作っているはずなのですが、ある園では「甘かった」またある園では「酸味が強かった」と、全く違う意見が出てしまうこともあります。その時に納品された野菜などの状態によっては多少の違いが出ることもあるかもしれませんし、作業手順によるものなのかもしれません。そういったことの原因も考えていったりもします。

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さいごに

自治体によって異なりますが、保育園の監査資料には、「給食会議を月1回以上行うこと」と明記されている場合が多いと思います。

系列園があるような大きな組織の場合は集まることで、他園の給食職員との話し合いの場にもなりますので、給食会議の時間を有効に使うとよいでしょう。
また、系列園がなく単独で運営している園であっても、各クラスの保育士や園長先生などから、こどもの喫食に関する情報を聞き取る場として会議時間を設けるとよいですね。

月1回以上行わなくてはならない給食会議。せっかくの会議ですので、有意義な話し合いができる場として活用できるように進めていきたいですね。

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