小さな子の中には、「モソモソするもの」「パサつくもの」を好まない子は意外と多いです。保育園のおやつにも、パウンドケーキや、マフィンなどの焼き菓子を提供することもありますが、モソモソ・パサパサが気になる子は、やはり食べが良くありません。
今回の「しっとりケーキ」は小さな子でも食べやすいようで、喫食率がかなり高いおやつとなっています。
しっとりレモンケーキ(20×25㎝の天板1台分)
シロップをかけて、冷やして食べるレモンケーキのレシピです。
材料
【ケーキ生地】
- 薄力粉 150g
- ベーキングパウダー 3g
- 砂糖 50g
- 溶き卵 2個
- バター 100g
【レモンシロップ】
- レモン汁 30g
- 水 60g
- 砂糖 60g
使用する調理器具(本日の洗い物)
- ボウル2つ
- ホイッパー
- 天板
- ゴムベラ
- 小さめの鍋
使用する調理家電
- コンロ
- オーブン
作り方
- 大きめのボウルにバターを量り、室温に戻しておく。
- 卵も室温に戻しておく。
- 大きめのボウルとは別のボウルに、薄力粉とベーキングパウダーを量り、混ぜ合わせておく。
- レモンシロップの材料を鍋に入れて火にかけ、少しとろみが出るくらいまで煮詰める。
- 1に砂糖を入れて、ホイッパーでしっかり混ぜる。
この時にしっかり混ざらないと、砂糖のざらざら感が残り、口当たりの悪いケーキ生地となってしまうので、気をつけましょう。
- 5に溶き卵を入れてしっかり混ぜ合わせる。
卵の温度が低いと、写真のようにバターがダマになりやすくなりますが、この後小麦粉を入れることで、ダマはなくなりますので、あまり気にしなくて良いです。 - 6に3を数回に分けて入れ、ゴムベラでダマにならないように混ぜ合わせる。
- 7をベーキングシートを敷いた天板に流し入れ、170℃のオーブンで10分ほど焼く。
少し固めの生地ですので、ゴムベラなどで生地を伸ばすように入れることをお勧めします。 - 焼けた8は、粗熱が取れたら適当な大きさにカットし、4で作ったレモンシロップを全体にかけて、冷蔵庫で冷やして出来上がり。
さいごに
とくに夏場は、暑さから食欲も低下しがちであり、給食そのものも「冷やしうどん」や「さっぱりしたもの」が多くなり、摂取カロリーがどうしても低くなりがちなのです。
そこで、今回のおやつのような「高カロリー」のものをあえて入れることもあります。給食の中では、おやつに高カロリーのものを入れることで、食事とのバランスをとることもあるのです。
しっとりさせることで、パサつきが気になる焼き菓子も食べやすくなりますし、レモンを使うことで、さっぱりと食べることのできるケーキに仕上がります。保育園に通っている子は、「酸味」に対して抵抗感が少ない印象があります。それどころか、「むしろ好き!」という子も多いです。
暑い夏に「さっぱり、しっとりのレモンケーキ」作ってみてはいかがでしょうか?
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