正月に余りがちな食材を使ったアレンジおやつ【蒸しパン・大福・あられ】

手作りおやつ

正月料理などでも活躍する黒豆やおもちなど、食べきれなくて困ってしまうことはありませんか?

今回は、お正月の残り物としてありがちな食材を使った、アレンジ料理をご紹介します。ひと手間を加えるだけで、あら不思議!子どもたちも喜んでくれる一品に変わります。

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黒豆蒸しパン

黒豆が大好きな人もいるでしょうが、何かにつけ黒豆だけが残ってしまう家庭もあるのではないでしょうか?

我が家でも、おせち料理などでは「黒豆」がどうしても残ってしまい、処分するにも…勿体無いと感じていました。と、言うことで今回はリメイクして食べることに…

バター風味がおいしい、朝食にも使える黒豆蒸しパンです。

用意するもの

  • ホットケーキミックス  100g
  • 黒豆          残っている分から適量
  • 卵           1個
  • 溶かしバター      45g
  • 水           30g

作り方

  1. ボウルに材料を全て入れ、混ぜる。生地の固さは↓このくらいです。
  2. 1の生地を型に入れてならして蒸す。
  3. 今回は蒸し器でなく、浅く湯を張った鍋で簡易的に蒸してみました。

  4. 20分ほど蒸して出来上がり。

断面は↓こちら

  • 黒豆自体に甘みがあり、ホットケーキミックスにも甘みがあるため、砂糖は分量の中に入れませんでした。ですが、程よい甘みがあり、バターの塩味も多少入るので、食べやすい味になります。
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蒸しパンを蒸す方法は3つあります

おいしい蒸し物を作るには3つの方法があります。

蒸し器で蒸す


もっともメジャーな方法ですね下段に水を張って湯を沸かし、上段で蒸します。蒸すことに関して失敗が少なく非常に便利ですが、置き場所を取ってしまいます。

蒸し器で蒸すのと変わらない状況を作ることのできるコンパクトなアイテムもありますが、↓こちらの場合、一度に大量のものを蒸すことはできません。

電子レンジ

電子レンジでも蒸しパンを作ることができますが、結構難しいです。

加熱時間が足りなければ半生になりますし、少しでも加熱しすぎますと水分が失われてカリカリになってしまいます。ちょうどよい加熱時間を知っている場合には時短にもなりますし、有効ではありますが、出来上がりは蒸し器を使うよりもパサパサになりがちです。

鍋に湯を沸かす

今回試した方法です。少しだけ蒸したいときや、蒸し器を持っていない人に良い方法です。ただ、水を入れすぎますと、蒸しパンに沸騰したお湯が入ってしまうこともあります。鍋の水は少なめに沸かしましょう。そして、必要に応じて空炊きにならないように水を追加してくださいね。

この方法で蒸しパンを作るときは、蒸し器を使用するときより、長めに蒸したほうが良いと思います。

今回は、おかずには甘くてちょっと…という理由で残されがちな黒豆を蒸しパンとしてリメイクしました。
黒豆の甘さとバターの風味がとてもよく合います。

蒸し方は、蒸し器が一番失敗が少なくお勧めですが、蒸し器がない方は今回私が行った方法(鍋に浅くお湯を張るやりかた)がお勧めです。レンジで蒸す方法は、加熱し過ぎるとパサパサになってしまいますので、慣れるまでは意外と難しく感じます。

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切り餅で簡単大福

わが家の場合は、お餅がたくさん余っていても、私は餅が好きなので、毎日でも食べることができますが、子どもたちはそうもいきません。飽きてきているのでしょうね。積極的に食べたいとは言いません(;^_^A

と言う事で、餅を食事として食べることは諦め、おやつとしてアレンジして食べることにしました。

用意するもの(小さめ4個分)

大福の皮

  • 市販の餅  3個
  • 砂糖    24g

打ち粉

  • 片栗粉   適量

大福の中身

  • お好みのあん(今回はこしあん)40~50g
  • おせちに入れようと思ったけれど結局使用しなかった栗の甘露煮(笑)
中身はお好みで準備すると良いです。粒あんでも良いですし、下茹でしたサツマイモや、いちご、みかんなどもこしあんや粒あんとの相性が良いです!!

作り方

  1. 耐熱容器に水にくぐらせた餅を入れ、ラップをし600wの電子レンジで1~2分様子を見ながら加熱する。
  2. 加熱した1に砂糖を入れ、しっかり混ぜ合わせる。
  3. 打ち粉に片栗粉を使用し、餅を丸く伸ばしていく。

  4. あんや、お好みの具を入れ、丸く包み込んで形を整えたら出来上がり!

出来上がりはこちらです!!

  • 大福の皮を伸ばして、あんなどの具をのせる時は、なるべく中心にのせ、たくさん食べたくても多くのせ過ぎないようにしましょう。包みづらくなってしまいます…。
  • 今回の大福は、求肥ではなく普通の餅を使用しているため、硬くなりやすいです。なるべく早く食べるようにしましょう。
  • 万一この大福が硬くなってしまったら、電子レンジで軽く温めなおすことで、柔らかさが復活します。(温め過ぎないようにしましょう。)
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おまけレシピ!上新粉を使用した大福の皮も作ってみました

用意するもの(約4個分)

  • 上新粉  50ℊ
  • 砂糖   20ℊ
  • 水    80ℊ
  • 片栗粉(打ち粉)  適量お好みの中身(あんなど)

作り方

  1. 耐熱皿に上新粉、砂糖、水を入れてダマがないように混ぜる。
  2. 600Wの電子レンジに入れて1分ほど加熱して、混ぜる。
  3. 生地がおもちのようになるまで、2を繰り返して(大体2~3回)固まってきたら、めん棒やすりこぎのようなもので餅つきのようにつく。
  4. 3の生地が冷めてきたら、濡らした手でこねる。
  5. お好みの具(あんなど)を包んで出来上がり!!

中身は「みかん」!!

フルーツ白玉のような感覚ですね。酸味のあるものとの相性もなかなかのものです。

上新粉を使用して作るタイプの大福の皮は、もちっとする弾力はあるものの、餅っぽさというよりは団子に近い食感になります。ですが、時間がたっても硬くなりにくいというメリットもありますし、形成しやすい皮に仕上がります。
熱々の大福の皮にあんこを包む作業が一番難しいですが、やけどに注意してぜひ作ってみてくださいね。

残ったおもちを使って レンジで簡単あられ

余ったもちを使って作ることができる、素朴だけどクセになる手作りあられのご紹介です。

用意するもの

  • もち   3個
  • 砂糖   50g
  • 水    20g
  • しょうゆ 20g

作り方

  1. もちは5mmくらいの厚さにスライスする。
  2. オーブンシートに間隔を広めにして並べ、電子レンジ(600w)で3分~加熱する。

    もちは加熱しますとかなり膨らみます。↑このくらいの間隔は欲しいです。
  3. もちが膨らんできたら、時々加熱をやめ、レンジの扉を開けて膨らみがしぼまないくらいになったら、触ってカラカラに乾燥していることを確認します。

    あんまり加熱しすぎますと、このように↓焦げてくるので加減が大事です。

    でも、このくらいなら香ばしい範囲です💦
  4. フライパンに砂糖・水・しょうゆを入れ、ゆっくり加熱しとろみがついてきたら火を止め、3で出来上がったもちを入れ、絡める。
  5. 4をもう一度オーブンシートにのせてレンジに入れ、1~2分ほど再加熱して出来上がり。

  • もちをレンジで加熱するときは、もち同士が膨らんでもくっつかないように間隔を広めに空けて置きます。
  • 加熱したもちが膨らんできたら、こまめにレンジの餅の状態を確認してください。手につかずに、転がした時にカラカラするくらいになったら取り出すサインです。ですが、レンジ内の置き場所、もちの厚さ・切り方によって、加熱され具合いにムラが出ます。手間ではありますが、1個1個確認したほうが失敗しないと思います。
  • フライパンでタレを作るとき、強火にしますとすぐに焦げてしまいます。弱火でじっくりと加熱することをお勧めします。
  • タレともちは手早く絡めましょう。
  • 2度目のレンジでの加熱は、タレを乾かすためのものです。レンジで加熱することによって、食べるときに手に付きにくい、カラメルのような風合いになります。
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タレの味いろいろ

これからご紹介するタレをあられに絡めてもおいしいですよ。

キャラメル風

砂糖60g、バター20g、水10gを入れ、茶色っぽくなるまで煮詰める。

ごま油風味

ごま油15g、塩3g、青のり3gを入れて弱火で加熱しながら混ぜる。

カレー味

カレー粉に塩コショウ少々を混ぜる。

ガーリックバター

バター20gにおろしにんにく8g、粉チーズ20gを入れて加熱しする。もちと和えた後でレンジで再加熱するとぱりぱりとした食感になる。

はじめは、「レンジで??」と思ったあられづくりでしたが、我が家の子どもたちはとっても気に入って食べてくれました。

おもちをレンジで加熱するときには、加熱しすぎないように見張っている必要がありますが、比較的短時間でできるので。苦にはならないと思います。作ったら一気におもちを消費できますので、休日のおやつにいかがでしょうか?

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