2024年の2月に勤務先の保育園で作った、節分給食のご紹介です。
毎年、節分には「行事食」として、鬼の顔を描いたご飯を作りますが、その年によって少しずつ変えている部分もあります。
2024年節分給食
- おにっ子カレー
- 春雨サラダ
- 野菜スープ
- みかん
【おやつ】鬼まんじゅう
おにっ子カレー
例年は、そぼろご飯(和食)として作っていましたが、この年はドライカレーとして登場しました。髪の毛部分に大豆を入れたドライカレーを作り、ご飯にケチャップでニコニコ鬼の顔を書きました。
角は、子どもが好きなウインナーを使いました。
春雨サラダ
おにっ子カレーの盛り付けに手間取ることを想定して、サラダはシンプルに。でも、色どりには気を使い、「緑・黄・ピンク・白」と少し春らしい色合いにしました。
鬼まんじゅう
さいの目切りにしたサツマイモに、砂糖と薄力粉をまぶして水を加えて、かき揚げくらいの固さになったら、一人分ずつまとめて、蒸し上げて作ります。
鬼まんじゅうの名のいわれは、
- 鬼が島に見立てている
- 鬼の持つ金棒に見立てている
など、諸説あります。
愛知県民は、知らない人はいないであろう「庶民的な和菓子」です。もちろん和菓子屋さんで購入することもできます。
勤務先の園は愛知ではありませんが、作り手である私が「元愛知県民」であるため、鬼まんじゅうの完成度もかなりのものと自負しています。また、保育園でも「人気のおやつ」に位置付けられており、乳児から幼児までみんなが良く食べてくれています。
2024年節分給食 工夫した点
すでに何度か「おにっ子ごはん」を作ってきましたが、ドライカレーで作ったのは初めてでした。カレーはみんな好きな献立です。鬼が怖くて泣いていた子どもたちも、カレーとなればとっても良く食べてくれます。給食の時間はみんなニコニコでした。
また、鬼の顔を前年までと異なり「ニコニコ顔」にしたことも良かったのではないかと思います。
↑前回までの鬼の顔
「ニコニコ鬼を食べてみんなニコニコになろう!」をコンセプトに「ニコニコおにっ子カレー」を子どもたちに提供しました。
【おまけ】給食調理員の作る「節分夕食」
恵方巻を求めて近所のスーパーに行くも、物価高騰の影響もあって恵方巻そのものも値段が高くなっています。「高いな…」と悩んだ末に、「よし、作ってみるか!!」と思い立ち、自宅の夕飯として頑張って作ってみました。
お寿司は専門外なので💦プロのような仕上がりにはなりませんが、だいぶ頑張りました。
具は、サラダ巻きと、エビフライ巻き、チャーシュー巻きと、小学生の息子も喜ぶ具を選びました。
太巻きは、食べやすいように半分または1/3に切ってあります。
実は、それ以外にも丸干しイワシ、大豆の甘辛炒めなど節分らしいおかずも用意しましたので、我が家の子どもたちにも「行事食」として食べてもらいました。
さいごに
保育園の節分給食も無事に終わりました。作業の流れも滞ることなく、スムーズに終えることができました。
おにっ子カレーの喫食状態も良く、ドライカレー作戦も大成功でした。ただ、鬼の顔が白かったのはちょっと、ひ弱そうにも見え…(笑)次年度は、軽くケチャップライスまたは、カレー粉か何かでほんのり黄色に染めてあげても良いかもと思いました。
自宅で作った「大豆の甘辛炒め」も節分らしい一品なので、こちらも献立に採用してもらえるように働きかけてみようかなと思ったのでした。
コメント