「秋」と言えば、おいしいものがたくさん市場に出回る、とっても良い季節ですね。
今回は、秋の食べ物の代表格「サツマイモ」を使ったおやつのご紹介です。
サツマイモで「栗もどき」
「栗もどき」というだけあって、材料には栗は入りません💦
サツマイモをつぶして栗の形に形成した和菓子です。
今回は保育園のおやつでしたのでサツマイモと調味料だけで作りましたが、細かくした栗(甘露煮可)を入れて作ってもおいしいですよ。
材料(約5個分)
- サツマイモ 250ℊ
- 砂糖 50ℊ
- 牛乳 30~60ℊ
- 片栗粉 50ℊ
- いりごま 適量
作り方
- さつまいもは皮をむいて小さく切って、軟らかく蒸す。
- 大きめのボウルに1で蒸したサツマイモを入れて、マッシャーで滑らかになるくらいにつぶす。 砂糖はサツマイモの甘さによって加減しましょう。
- 2に砂糖と片栗粉を入れて混ぜ合わせる。
- 3に牛乳を入れて、形成しやすい固さに調整する。 牛乳もサツマイモの水分量によって加減しましょう。入れすぎてしまうと形成ができなくなります。
- 4でできた生地を5等分に分けて栗の形に形成し、ごまで飾りつけをする。
(写真は保育園でとったものなので、数がたくさんになっています。)
- 240℃に予熱したオーブンで5分ほど焼いて焼き目を付けて完成。
↓割ってみました。
実食
- 味は芋ようかんのような味です。バターを入れたらスイートポテト味になりそうです。
- 片栗粉が入っていますので、食感が良く、子どもが食べる際にもポロポロしないので小さな子でも食べやすい食感です。
- きんつばに近い和菓子です。
- 牛乳との相性が抜群です。ぜひ、牛乳と共に食べることをお勧めします(笑)
さいごに
栗は全く使わないサツマイモを使った「栗もどき(形だけが栗)」ですが、保育園の子どもたちは乳児から幼児まで残さずに食べる人気のおやつです。
私たち給食職員としましては、形成に少し時間がかかりますので頻回におやつとして出すことは難しい一品です(笑)(一つずつ手作業で行います。)
しかし、見た目の可愛さ・間違いないお味・子どもたちからの人気度もあることから、「秋のおやつ」として定着しそうです。
おいしいサツマイモの見分け方
- 皮につやがある
- 皮の色がきれいなもの
- 皮の色が均一なもの
- 太くて重いもの
- ひげ根が少ないもの
- 切り口から蜜が出ているものは甘い