暑さを感じる季節には、つるっとのど越しの良いおやつが好まれます。
中でもゼリー系は子どもたちにも人気が高く、アレンジもしやすいので給食職員としても作ることが楽しいおやつの一つです。
お魚が泳ぐフルーツゼリー
ある日の保育園のおやつです。
透明なクールゼリーの中を魚とヒトデ(星じゃないよ 笑)が泳いでいます。まだ梅雨明けしていないですが、季節先取りで涼しげなおやつを作ってみました。
魚とヒトデの下にはミカンと黄桃(缶詰)を沈めてみました。
作り方
- グレープジュースを寒天で固め、型を抜く。 (今回は魚でしたが、お好きな形でOKです。)
- 器にお好みのフルーツを入れて①の寒天を入れる。
- クールゼリーの液か、ゼリーエースなどで作ったゼリー液を静かに流しいれ、粗熱をとって冷蔵庫で冷やし固めて出来上がりです。
上手に作るコツ
- 工程①では、寒天の代わりにゼラチンを強めに入れたゼリーでも型抜きをすることができます。ただ、ゼラチンを使って固めた場合は、20℃以上になるところに置かないようにしてください。ゼリーが溶けだし、せっかく型抜きをして作ったかわいい形が崩れてしまいます
- 保育園では、「クールゼリーのもと」を使用しましたが、自宅で作る分には「ゼリーエース」でもよいと思います。
- もちろん、ゼラチンでも良いのですが、その場合にはかたどった寒天が目立つような色の薄いゼリーにすることをお勧めします。例えば、リンゴジュースやスポーツ飲料などでゼリーにしても良いかもしれませんね。
子どもたちの反応
保育園のおやつで提供しましたので、園児の反応も気になるところですね。
- 「これはなに?」と言いながら、黄桃ダイスを見せてきてくれた子
- 「これはどうやって作ったの?」と言いながら、透明ゼリーを指さしていた子
など、期待していた反応と違っていたので、
「みんな、何か気が付いたことはなかった?」
と、ついつい聞いてしまいました(笑)すると何人かの子は、
- 「お魚さんがいた!!」
- 「星が入っていた!!」←ヒトデですけどね(笑)
と返してくれました。
かわいく仕上がった(と思っている)のですが、思ったよりは子どもたちの反応がいまいちだったような気がしました💦
ゼリーはアレンジがきくおやつです
ひな祭りの季節には、菱餅をイメージした、「ひなゼリー」も作りました。
味も見た目も何通りもアレンジがきき、一度にたくさん作ることができますので、保育園のおやつでの登場回数も夏場を中心に多くなります。
さいごに
今回は、保育園で作ったゼリーの紹介でした。
子どもたちには寒天が好きでない子が多くいます。ですが、濃いめのカルピスや、グレープジュースなどを寒天にすることで非常に食べやすくなります。
それでも寒天を食べない場合には、今回のように型を抜いてゼリーの中に入れ込んで冷やし固めてあげると、気が付かないうちに食べちゃっていることが多いです
特に暑い季節は、ひんやり冷やしたゼリーをつるっと食べたくなることが増えそうですね。ちょっとだけ手間を加えるだけで、見た目もかわいくなる可能性が秘められているゼリーを、自宅でもぜひ作ってみてくださいね。
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