今回はたまごを使わずにサクサクほろほろ香ばしく、しかも、とっても簡単なクッキーの紹介です。子どもも大人も大好きな「きなこ」を使ったクッキーの作り方です。
実際に、勤務先の保育園でも提供しているおやつとなります。簡単ですので、ぜひ作ってみてくださいね。
きなこクッキー (約15~20枚分)
用意するもの
- 薄力粉 75g
- きなこ 25g
(ここまでは一緒の器に量っておいてOKです)
- バター 55g
- 砂糖 25g
(この2点は大きめのボウルに量ります)
用意する調理器具
- ゴムベラ
- ボウル
- 天板+クッキングシート
- ラップ
- 包丁+まな板
使用する調理家電
- キッチンスケール(計量用)
- オーブン
- 冷凍庫(冷やし用)
作り方
①バターは室温に戻し、柔らかくなったら砂糖と混ぜ合わせてクリーム状にする。
②①に薄力粉・きなこを入れ、全体をなじませるように混ぜる。
③全体がなじんできたら、ひとまとめにする。
④ラップにくるんで形を作り、(写真ではなんとなく四角になっています)冷凍庫で15分ほど冷やす。
⑤凍った④を取りだし、室温で少し溶かして包丁で5mmくらいの厚さにカットします。
少し解凍して生地が柔らかくなってからカットするようにしましょう。
(オーブンを180℃で予熱し始めます。)
⑥オーブンシートを敷いた天板に少し離しておき、180℃のオーブンで15分焼く。
(機種によって、設定温度や時間が若干変わると思います。調整してください。)
⑦できあがり!
きなこクッキーを「アイスボックスクッキー」にする理由
今回のクッキー生地は冷凍庫で凍らせました。いわゆる『アイスボックスクッキー』といわれるものです。
このクッキーは、まとまりにくいきな粉をはじめとした粉類を、バターでまとめています。そのため生地をしっかりとまとめるためにも、バターの量はやや多めとなっています。バターの量が多いということは、生地がべたつきやすくなり、形成がしづらくなります。
型抜きにしても、絞り出しにしても、今回の生地の固さですと作業がやりづらいのです。そして保育園では、決められた時間内に大量のクッキーを作らなくてはいけません。短時間で多くのクッキーを作ろうとする場合は、アイスボックスクッキーにすると段取りを組みやすくなり、手際よく準備することができるのです。
さいごに
材料も特別なものはなく、一般家庭にはあるであろう粉や調味料でできます。卵も使用していないので、「アレルギー対応おやつ」としても提供することができます。もちろん、乳児幼児問わず人気のおやつです。
一度にたくさん簡単にできてしまいますので、子どもたちのおやつや、大人のお茶請けにも、ぜひいかがでしょうか?
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