【防災の日】備えが大切!簡単に用意できる備蓄食のすすめ

防災

ご家庭でいざというときのための『備蓄食』の準備はされていますか?

我が家でも、アルファ米のごはん、クッキー、乾パン、水などの準備をしています。

パンですよ(1缶2個入り)

缶詰めになったパンです。見た目の珍しさから思わず購入してしまいました。

1缶2個入りです。

種類、賞味期限

写真はレーズン入りですが、チョコチップ・コーヒー・小豆ミルク入りなど様々な味で展開されています。

賞味期限は、未開封で製造後5年です。

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食べた感想

先日、期限の近いものがあったため、朝食代わりに子どもたちと食べてみました。

防災用なので仕方のないことですが、目が粗く残念ながらしっとり感はありません。デニッシュ生地に近い感じです。味は紛れもなくパンです。

我が子は、「水分が欲しくなる…」と言っていました。ちょっとパサパサ感が気になるようでした。これは、長期間の保存に適したものを作るためにあえて水分を飛ばしているためでしょう。

そして、残念なことにパッケージ写真ほどこんもりふっくらしてもいません。実際の生地は、紙カップすれすれ程の量です。

アルファ米シリーズ

種類、賞味期限

白米・五目御飯・わかめごはん・田舎ごはん・松茸ごはん・赤飯・山菜おこわ・白がゆ・梅がゆ・ドライカレー・チキンライス・エビピラフ・たけのこご飯

賞味期限は、未開封で製造後5年です。

食べた感想

我が家では、写真の3種類を食べてみました。いちばんおいしかったのは、ドライカレーでした!!

アルファ米は時間通り戻しても、硬めの仕上がりになります。パラパラ食感がおいしいドライカレーやチキンライスはおいしく食べることができます。

逆に、五目御飯などは水分を多めに入れると食べやすくなると思います。

ちなみに女性や子どもでは1人で1袋はやや多いと思います。

手軽に食べることができて栄養価が高い食べ物の準備

災害が予測される場合には当面の食べ物の準備も必要になります。

上記に書いた市販の備蓄食という手もありますが、備蓄食も安くはありません。ですので、あらかじめ災害が予測されている場合は、初めの1~2日分くらいは「手軽に食べることのできる食事」の準備をしておくことも有効です。

おにぎり

いつもよりお米を多く炊くことで簡単に準備することができる「簡単食」です。

長期の保存こそできませんが、多めに作っておくことでその日1日くらいは普段通り過ごすことができます。また、味付けを多彩にすることで「飽きない食事」にもなります。

ラップに包んで作ることで、いざ避難する!といったときでも持ち運びがしやすくなりますので、すぐに食事ができない心配からは回避することができます。

バナナ

手軽に食べられて、安価で栄養価も高く乳児からお年寄りまで食べることのできるバナナは常に人気があります。

生ものですので日持ちは長くはありませんが、常温に置くことができることもあって向こう2~3日の食事の足しとしては充分です。購入しておいても邪魔にはなりませんね

お菓子類

意外と見落としがちな備蓄食です。お菓子にはとても大きな役割があります。

まず、お菓子の中に多く含まれている「糖分」は脳のエネルギーとしてすぐに使うことができます

  • たんぱく質、炭水化物、脂質が不足していると甘いものが欲しくなります。
  • 糖分は、抗ストレスホルモン(セロトニン)の分泌を助けてくれます。

いざ、防災食が必要になるような状況の時は、かなりのストレスが溜まります。甘いものを取ることによって、ストレスを軽減させることができ、疲労回復にもなります。防災食の中にはぜひ取り入れていただきたいものなのです。

 賞味期限

  • カンパン 5年
  • フリーズドライビスケット  7年
  • ミルクビスケット  5年
  • ビスコ(防災用) 5年
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食べた感想

カンパンは食べました。やっぱり口の中がモソモソする感じです。

しかし、硬さもあるので少量でも満腹感はあります。(噛むことで満腹中枢が刺激されるのでしょうね)この、缶入りのカンパンは氷砂糖も入っており、糖分の補給もできるようになっています。

缶入りビスコは、あのビスコと全く変わりないおいしい味でした。小さなお子さんでも抵抗なく食べることができる味と触感です。間にクリームが挟んである点が◎

ミルクビスケットは、「やや軽い食感のミレーフライ」と思ってもらってよいです。

いちばん気になったのは、フリーズドライビスケットです。写真では、カンパンとカロリーメイトの間くらいな感じにも見えます。
実際には、ザックザクな触感であり、予想以上に軽い歯ごたえではありましたが、1箱に4本入っていたため、なかなかの満足感がありました。いざというときには軽くて持ち運びが楽で、なおかつ満足感のある備蓄食となりますので、非常に心強いです。7年という長期保存ができる点でも一押し

もちろん備蓄用のものでない市販のお菓子でも可

お子さんがいる家庭では、普段からお菓子を買い置きしているところが多いでしょう。そんな何気ないお菓子であっても、備蓄食として役立ちます。

一般的に販売されているクッキーやビスケット、せんべいなどの比較的乾燥したお菓子であれば、それなりの消費期限が設定されていますので、 普段のおやつに意識的に取り入れても良いかと思います。

飲料水

備蓄として必ず用意しないとならないのはやはり「飲料水」です。

どのくらい必要??

1人1日3リットルと言われています。
我が家は3人なので1日9リットル。そして最低3日分なので27リットル。

我が家の場合でも、2リットルのペットボトルでも14本…。結構な量です。いくつかストックはしているものの、全く足りていないことに気づかされました。

賞味期限

備蓄用として販売されているものの多くは5~7年ですが、中には15年保存ができるものもあります。
飲料水は重いものですので、買出しに行ける頻度なども考慮して、ご家庭の状況によって適切なものを購入するとよいでしょう。(使用期限が長いほど値段が高い傾向にあります)

災害が予測される時(台風や気象にまつわるもの)にはペットボトルの水は自販機含めて完売しがち

私が暮らす地域では、台風直撃と言われた前々日、水をケース買いしていた人が多かったです。そして、前日夕方には各メーカー完売していました…。
お店によっては購入制限(一人2本までなど)をかけているところもありました。

ところがこの時でも、水以外のペットボトル飲料は、お茶を含めてまだまだたくさん販売されていました。ひとまずお茶やらジュースであっても、災害時の水分補給といった観点では充分です。
(むしろ、糖分の入っているジュースは、いざというときに貴重な糖質となります。)

「とりあえず水を確保しなくては!!」という人は多いのですが、なぜペットボトルに入った水を用意するのかまで考えている人は少ないのかな?といった印象でした。

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ミネラルウォーターの使い道

では、ミネラルウォーターを購入する目的は何でしょう?まさか洗濯やトイレを流すことには使わないでしょう。

おそらく飲料水や調理用として購入すると思います。

そして何と言っても、長期保存ができるという大きなメリットがあります。

ですが、ちょっとだけ考えてください。いつ起こるかわからない災害時の備蓄用としてペットボトルの水を購入することは良いことですが、あらかじめ進路がわかっている台風が直撃することによる停電や断水対策として購入する場合は、ペットボトルの水だけに頼る必要もないのです。

  • あらかじめ災害が起きるであろうことが予測できている
  • 台風という特性上、荒天時期は長くても2~3日程度
  • 台風が来るまでに充分な準備期間がある

ことなどが理由です。

それならば、水道水を汲んでおくという方法も有効ではないでしょうか?

水道水は短期間であれば常温で保存できます

水道水には、消毒用の塩素が決まった濃度で混ざっています。清潔な入れ物に汲み置き、直射日光の当たらない涼しいところでしたら、常温であっても3日間は日持ちします。停電等がなく、冷蔵庫が使えるようでしたら10日は日持ちします。

ただし、水道水を汲み置きする際、カルキ臭が気になるからと言って沸騰させてしまうと、折角の塩素が台無しとなり、雑菌が繁殖しやすくなってしまいますなので、水道から出た水をそのまま保存してくださいね。

飲料水用でない場合の水の確保も、水道水が一番手っ取り早く準備ができます。

バケツやペットボトル、浴槽に水を張ることも手段としては有名ですね。

ウォーターポットや保温できる水筒もあらかじめ準備

台風が来る前に…と、飲料水や水道水をを入れておくためのウォーターポットも100円ショップで買い足していこうかと見てみると、普段は多くの種類のものが置いてあるのに、このときは売れ残りと思われるわずかな数しかありませんでした。

私は仕方なく残っているものを購入したのですが、日頃から余分に家庭内で持っているといざというときに困らないことがわかりました。

大きめの水筒や、保温の効くポットなどがあればお湯の確保もできますので、万一避難所への移動が必要になった時にでも、

  • 乳児のミルク
  • 温かい飲み物
  • カップラーメン等のインスタントの調理

なども持ち運んでの使用が可能となります。

学校やオフィスなどで普段から使うことのできる水筒でも充分に役立ちます。いざというときには活用したいですね。

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さいごに

今回は我が家の備蓄食のご紹介でしたが、同じようなものを保育園でも準備しています。

今回紹介した『災害用の備蓄食』ももちろん良いのですが、スーパーなどで手軽に購入できる『フルーツ缶』や『ツナ缶』なども常にあると、いざというとき心強いです。

備蓄食は、1年に1回は賞味期限の確認をし、期限が短いものがあった時は、新しいものを購入後に実際に食べてみると良いと思います。

アルファ米は説明書きにある通りに水または湯を入れると、仕上がりが硬くなる印象でした。(試しに水調理をしたアルファ米を使ってチャーハンを作ったら、おいしく仕上がりました)

硬めのご飯が好きな方には良いかもしれませんが、少し水加減を多めにしても良いかな?と思いました。

また、災害食やインスタント食のストックも大切ですが、

  • 主食となるもの(米やパン)は切らさないようにする
  • 水筒やウォーターポットは準備しておく
  • お子さんがいない家庭でもお菓子類は常に置いておくようにする

事も、災害に備えた食の準備につながります。

古いものから食べて消費し、常に新しいストックがある状態を保つ(ローリングストック法)ことができれば、食材の管理もしやすくなりますので、習慣づけることで賞味期限の心配もなく自然と災害に備えた1~2日分の食の確保ができますね。

備蓄食を使用しなければならないようなことは、起きないに越したことないのですが、万一に備え、準備しておくことは大切なことですね。

【長期保存食】アルファ米の五目ごはんを実際に作って食べてみた

 

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