簡単にできる手づくりパン3選【豆腐とおからのパン・カレーパン・クロワッサン】+おまけ

手づくりパン

パンを作るというと、

  • 時間がかかりそう
  • 力を使いそう
  • 難しそう

などなど、大変なイメージが強いのではないかと思います。

もちろんきちんとしたパンを作ろうと思えばかなり手間がかかりますが、自宅で食べるおやつ用のパンくらいであれば、比較的簡単に作ることができるのです。

今回はとっても簡単にできるパン3種+おまけのご紹介です。

卵不使用 豆腐とおからの健康パン

基本は混ぜて焼くだけです。

ですが、ちょっとだけアレンジしまして、食物繊維の宝庫である『おからパウダー』と、高たんぱく低カロリー食品の代表でもある『木綿豆腐』を使用して、簡単パンを作りたいと思います。

用意するもの(約8~10個分)

  • ホットケーキミックス粉  200g
  • おからパウダー      20g
  • 木綿豆腐         100g
  • 砂糖           20g
  • バター          15g
  • 水            20~30g
  • サラダ油         適量(水とサラダ油は、生地の具合を見て調整)

作り方

①常温に戻したバターに砂糖を入れて混ぜ、クリーム状にする。

②①に木綿豆腐を入れ、崩しながら混ぜていく。

③ホットケーキミックス、おからパウダーを入れ、水を入れひとまとまりにする。必要に応じてサラダ油を少量ずつ混ぜていくと、生地がまとまりやすいです。

④お好みの形を作って、180℃のオーブンで15分~20分焼く。

今回は、ウインナー、魚肉ソーセージを巻いたものと、

わかりずらいですが、生地の中にチーズを練りこんだものを作ってみました。

⑤できあがり!!

おからパウダーに含まれる食物繊維の量

今回使用したおからパウダーには、多くの食物繊維が含まれています。

100g当たり51.4g!!

今回使用した量は20gなので、今回のパン1個当たり約1.2gの食物繊維がプラスされた計算になります。

味の変化が心配でおからパウダーは抑え気味に入れましたが、もう少し多くてもよさそうかなと思いました。おからパウダーを更に足す場合は、ホットケーキミックスの量を減らすか、水分量を増やすことをお勧めします。

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前日の残りを再利用!ドライカレーを使ったカレーパン

パンというと、「強力粉を買わないと!!」なんて思いがちですが、わざわざ買うくらいならば、大体のご家庭にある薄力粉で作ってしまいましょう!!

まずは薄力粉と強力粉の違い

まずは、薄力粉と強力粉の違いから書きたいと思います。

薄力粉と強力粉はグルテンの量が違います。

薄力粉

薄力粉はグルテン量が少ないため、粘り気が弱く、モチっとした食感が出ません。ですが、さくっとしたもの、ふんわりしたものを作るときには適しているため、ケーキやクッキーなどを作るときに使用します。

強力粉

反対に強力粉は、グルテン量が多く含まれるため粘り気が強く、モチモチした食感が生まれます。パン・ピザ・餃子の皮などを作るときに適しています。

ちょっとなじみの薄い中力粉

薄力粉と強力粉はお店での取り扱いが多く、料理本などでもよく見ることのあるワードですが、薄力粉と強力粉との間に中力粉というものもあります。

中力粉の特徴は、薄力粉と強力粉の間の粘り気と食感です(笑)そのままですね。

中力粉というものはあまり取り扱っているお店がないのも現実です。一般家庭ではまず使用することがない粉ですが、麺類(うどん・パスタなど)を作るときに適した粉です。

どうしても、中力粉を使用したい場合は購入するか、薄力粉と強力粉を混ぜて使用するかどちらかになります。

カレーパンの材料(約8~10個分)

  • 薄力粉     250g
  • 砂糖      30g
  • 塩       5g
  • ドライイースト 7g

(ここまでは大きめのボウルに計量しながら入れて良いです。)

  • 卵白      1個分
  • ぬるま湯    70g
  • バター     35g
  • ドライカレーの残り 適量

(今回のドライカレーは、ひき肉・玉ねぎ・にんじん・ジャガイモ・ピーマンを入れました)

作り方

①大きめのボウルに計量した粉類を軽く混ぜ合わせ、卵白を入れて混ぜ合わせる。

②ぬるま湯を加減しながら入れ、生地がひとまとまりになるようにこね、さらにバターを入れてこねる。

③生地が乾かないようにラップをかけ、発酵させます。

④生地が発酵して大きくなったら、8~10等分に分け、丸めてから餃子の皮のように手で伸ばし、ドライカレーを包みます。

包みますと、こんな感じになります。↓

右上のラグビーボール型の小さいものが包んだものです。

⑤低温の油でじっくり揚げます。(160度くらい)

⑥出来上がりです。

  • ドライカレーが生地に包みやすいです。もし通常のカレーを使用する場合は、片栗粉で硬めに固めることをお勧めします。普通のカレーは非常に包みづらいです。
  • カレーを包むとき、餃子の皮を包むような感じで包んでいくと楽です。そして、自然とラグビーボール型になります。カレーパンがこの形のものが多いのは、作りやすさからなのでしょうか?
  • 今回は生地で包んだあと直ぐに油で揚げてしまいましたが、包んだ後に2次発酵を行うと、さらにふんわりした仕上がりになります。

我が家ではこのパンを巡って、子どもたちが取り合いになりました。

カレーパンで使用した生地が余ったので「おまけの一品」

生地が少し残ってしまいましたので、丸く伸ばして…

180℃のオーブンで10分ほど焼き、ピザ用チーズをのせ、

さらに250℃で5分焼き、焦げ目をつけて、
はちみつをかけて、簡単ピザを作っちゃいました!!

こちらも子どもたちに好評でした!!

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巻いて焼くだけ!冷凍パイシートを使ったクロワッサン

用意するもの

  • 冷凍パイシート   1枚で3~4個できます
  • 具材にしたいお好きなもの

(今回はハム&マヨネーズチーズ&はちみつの2種)

  • 溶き卵(艶出し用) 適量

作り方

①冷凍パイシートは冷凍庫から出しておき、解凍しておく。

②パイシートを三角に切ります。この時、なるべく長い三角形にするように切っていくときれいに形が作りやすいです。

③パイシートに好みの具を巻き込んでいきます。

青丸のところに具をのせ、赤矢印に向かって巻き込んでいきます。
巻き終わりを下にして、オーブンシートを敷いた天板にのせます。
(四角のものは、半端な大きさだったので巻かずに挟みにしました。これは普通のパイですね 笑)

④溶き卵を塗ります。(この工程は艶出しの為なので、無くても大丈夫です)

⑤180℃のオーブンで10~15分ほど焼いたのち、220℃に温度をあげ、さらに5分ほど焼いて出来上がりです。

  • 子どものおやつにするなら、1枚のパイシートを3つに切るくらいがちょうどよいと思います。
  • ハムとマヨネーズを巻く場合には、ハムでマヨネーズを挟んだ状態のものを巻くと、マヨネーズが飛び出しにくくなり、巻きやすいです。
  • 今回は2種類の組み合わせの具で作りましたが、ウインナー、ブロッコリー、ジャム、チョコバナナ、などでもよく合います。
  • 今回ははちみつを使用しましたが、1歳未満の子にははちみつを与えないでください。(乳児ボツリヌス症のリスクがあるため)

冷凍パイシートはとっても便利です!

小麦粉をバターと冷水でこね、何度もたたんでは伸ばし手を繰り返して作るパイ生地を、生地が出来上がっている状態から使用できるパイシートは本当に便利ですね。

せっかく便利なものがあるのですから、様々な料理やおやつに活用できると楽しいですね。

例えば、ピザ生地の代わりに冷凍パイシートを使用して「パイピザ」にしてもとってもおいしいです。

冷凍パイシートを6等分(食べやすいサイズ)くらいに切って一度軽く焼いてからピザの具(お好み)をのせて焦げ目がつくくらいに焼くだけです。

ポットパイもおいしいですね。

クリームシチューの入ったグラタン皿にパイ生地をのせてオーブンで焼いただけですが、クリームシチューがちょっとおしゃれになりました(笑)

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さいごに

どれもかなり簡単に作ることのできるパンばかりです。材料も普段使用するものばかりで作ることができますので、気軽にパン作りができます。

具にするものは、その時に気分でお好きなものを使ってくださいね。

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