幼児の保育園給食では主食代を払うのか主食を持ち込むか?また何が違うのか?

給食室はこんなところ

私自身の子は2人とも、保育園に通っていました。ただし2人は別の保育園です。

保育園によって月ごとに支払いをするものが違うと思います。例えば、絵本代・活動費・保護者会費などなど。その中には主食費というものもあるかと思います。

これは年少以上の子のみかかってくるものなのです。今回は、この主食費について書きたいと思います。

主食費とは

保育園の保育料は、0、1、2歳児…いわゆる未満児クラスは給食費込みの金額になります。
ところが、3歳以上の幼児クラスは保育料の中にはおかず代までしか入っていません。主食の代金までは保育料と一緒に徴収されていません。これは国の方針で決められています。

なので、別に主食費という名目で別に園が徴収しているのです。

ただし、園が主食費として徴収できるのは主食を保育園で提供している園のみになります。

主食費を徴収する園

おそらく園によって金額が違うと思います。

私の娘が通っていた保育園では、一か月の主食費が年少800円・年中1000円・年長1200円でした。もちろん毎日おかずとセットで主食も提供してくれました

勤務先の保育園では、幼児クラスは一律1000円です。

まあ、平均してしまえば同じくらいなのですが、園によって多少の差がありますね。

息子の通った保育園では、週1回の主食提供という少し風変わりな提供の仕方なのですが、年間1500円徴収されます。(この週1回というのは、麺類やパン食の日に当てられるようでした。)

主食費を徴収するメリット

この場合のメリットは、みんな同じ器で同じ給食を食べることができることです。ご飯も炊きたてなので硬くなることもなく、おいしい状態で子どもたちに食べてもらうことができます。栄養士も、自由に麺類やパンを好きな日に組み込むことができるので、献立の自由度が上がります

主食を持っていくわけではないので、『ご飯を忘れた!!!』ということもありませんね。

主食費を徴収するデメリット

利用者側には、毎月決まったお金がかかってしまいます。保育園を欠席してしまっても主食費が返ってくることはありません。(我が家もそうでした)

その子に合わせた主食量で園が提供してくれるとも限りません。

また園側としては、事務の手間が増える、主食の準備の手間が増える、主食用食器の洗浄が増えるなど、職員の手間がかかるといデメリットもあります。

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主食費を徴収されない園(主食を各自持参)

主食費を支払わない代わりに、自分で主食を準備して園に持っていく必要があります。

多くの園では、白米を指定されます。自分専用の弁当箱に白米を詰めて毎日持たせます。この場合は園内で保温または保冷してくれます。

主食費を徴収されない園のメリット

  • 自分の子の適正量で主食を持たせることができる。(園で分量を指定される場合もあります。)
  • 登園の日だけ持たせることになるので、欠席したとしても損した気分になりにくいです。
  • 月々園に支払うお金が安く済む。

主食費を徴収されない園のデメリット

  • 毎日白米を持たせる手間がかかります。

忘れてしまった場合の対処法は園によって違いがあるかもしれませんが、息子の通っていた保育園では、『忘れてしまった時はおかずのみになる』ということでした。園の方からその子に分けてあげるようなこともなかったようです。

  • 保管状態によっては、食中毒リスクも上がる。

これは、園ごと異なりますが、常温で保管する園もあれば、息子の通っていた園のように「温蔵庫(おしぼり入れでしたが…)」に入れて保管してくれる園もあります。常温で保管の場合は、子どもたちは冷たいご飯を毎日食べることになります。
また、保温してくれる場合は「白米のみ」という場合もありますので、一度通っている園にご確認いただければと思います。

保育園選びの際に

保育園の特色や、定員、保育士の雰囲気などは見る人が多いのですが、意外と見落としがちなのは給食のこと幼児クラスになった時に主食持ち込みか否かは結構大きな問題になります。だって毎日のことですからね。

毎日の手間を取るか、毎月の出費を取るかの2択になりますからね。

さいごに

保育園を選ぶ際には、給食のことも少し考えてみてはいかがでしょうか?

私はあまり考えもしないで保育園選びをしてしまったため、主食費を支払う園と主食を持ちこむ園の両方を経験することになりました。

私自身は、忘れっぽい・面倒くさがりの性格からか主食費を支払って準備してもらう園の方が合っていたのです。(実際に忘れたこともあります…)

保育園の給食では、主食の持ち込みか否かの問題のほか、アレルギー対応や離乳食の対応など、チェックしておきたい項目はほかにもありますが、保育園選びに迷った時には一つの指標にしても良いかなと思います。(地域によってはどちらかに偏っている場合もあるかもしれません。)

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