【タンク式食洗器】機能性能・使用感・メリットデメリットを自由に書いてみた

小話

買おうかやめようか?およそ2か月間悩んだのですが、ついに購入しました。家庭用食器洗浄機です。

今回は、購入に至った経緯と使用感を書き記したいと思います。

なぜ購入しようかと思ったのか

職場の保育園では業務用の洗浄機があります。業務用ですので洗浄時間も短いですし、多くの食器が一度に入ります。そして、当たり前なのですがとても便利なのです。

食器洗浄機があれば、食器洗い中に他の事を同時進行することができますし、これはいい!!

そんな風に思ってはいましたが、賃貸物件である我が家では水道工事が困難でもありますし、第一家庭用とはいえ、それなりの大きさのある食器洗浄機を、狭いキッチン内に設置することは夢物語だと思っていたのです。

ところが、ついに水道工事不要の洗浄機が販売され、中古品まで出回るようになったのです。中古ですと、使用具合いにもよりますが、定価より1万円~安く手に入ることもあります。悩みに悩んだ挙句、中古ですが前使用者が購入から9か月ほどの比較的新しい品を安く手に入れることができました。

購入したタンク式食器洗浄機(以下食洗器)

エスケイジャパンさんから販売されています、『ジェイム』 です。

背面に設置されているタンク(約6L)に水を入れると、1回分の洗浄とすすぎを行ってくれる優れものです。賃貸や団地など、水道工事ができなかったり、難しかったりする場所でも使用することができます。

↑タンクの給水口です。タンクは外すことができますので、水道の蛇口から直に給水することもできますし、付属のカップで注いで入れることもできます。

大きさ・重さ

W41.2 ×D37.8×H42.2(㎝) 12.7㎏

家庭用の食器乾燥機が入るくらいのスペースがあれば置くことができます。

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使用しているときの音は気になるか?

実はかなり音がします。洗濯機の脱水時くらいでしょうか。

洗浄中は若干振動も響きますので、下の階に音が響いていないか心配になりました。途中、耐震ジェルと滑り止めを敷いてみましたが、ほとんど効果はなく、にぎやかな状態で洗浄していたので(笑)防振ゴムを購入しました。

床に響く振動は幾分おさまりましたが、音の大きさは変わりありません(笑)

日中使用するのであれば気にならないと思いますが、晩御飯後の洗浄は、なるべく早く終わらせてしまった方がよさそうです。

乾燥中はとても静かです。

洗浄コース

ソフト洗い

洗浄時間は25分ですが、給水時間もろもろなどを含めると、30分ほどかかっている印象です。ですが、この機種の洗浄コースの中では一番の時短コースとなります。

洗浄に約15分、すすぎ2回を残り時間で行っています。水の使用量は4~5L ほどでしょうか。

このコースは、唯一水のままでの洗浄になります。(他のコースは70℃を超えるお湯での洗浄になります。)ですので、耐熱温度の低いものでも洗うことができます。

洗浄中の音は一番静かな気がしますが、通常の使用後の食器を洗うには頼りない感じになります。(漬け置き後の食器であれば、それなりに洗うこともできます。)

ここからは自己責任ですが、『タンクに入れる水は40℃以下にしてください』と明記されています。40℃以下ということは、ぬるま湯はOK なのでは?と思い、水道から40℃のお湯を出してタンクに注ぎ(この段階では40℃以下のはず)、漬け置き後の食器を洗ってみました。すると、なんときれいになっていました。ぬるま湯でソフト洗いはありかもしれません。(時短、節電?)

標準洗い

数回しか使っていませんが、洗浄時間がとにかく長いです。1回の洗浄に約60分かかります。水の使用量は約6L   です。

食器は一度つけ置き後、軽くゆすいで食洗器にセットしましたが、70℃以上のお湯での洗浄ですのでかなりきれいになります。


洗浄後には自動で乾燥をしてくれますが、まず乾きません

漬け置き後に使用する我が家では、このコースも必要がないようです。

正直、我が家で使うには、このコースはなくても良いかな…と思っています(;^_^A標準ですけどね…。

スピーディー洗い

我が家で最も使うコースです。もちろんお湯での洗浄です。洗浄時間は35分ですが、給水時間・湯沸かし時間等含めるともう少しかかります。(約45分)
洗剤による洗浄時間はおよそ20分で、残り15分がすすぎ時間になります。水の使用量は5Lほどです。その後10分の乾燥時間がありますが、この乾燥はほとんど気休めです。乾燥に入る前に停止してしまい、洗浄機のふたを開けておくと、食器の熱ですぐに乾いてしまいますので、この方法もおすすめです。

我が家では、食器は洗浄機に入れる前に漬け置きしていますので、このコースでも充分です。(漬けるだけでひどい汚れでなければこすりません。)また、食べ終わってすぐの器であれば漬け置き無しでもきれいに洗浄ができることがわかりました。実際にカレー皿でも洗浄してみたのですが、思った以上にきれいな仕上がりで私の方が驚いてしまいました。

強力洗い

食洗機購入後8か月たちましたが、一度も使用していないコースです。多分今後も使用しません。

他のコースでも食器洗浄として良い働きをしてくれているので、一般家庭においては必要ないコースではないかと感じています。

乾燥

我が家には別の食器用乾燥機があるのですが、試しに食洗機の乾燥機能も使用してみました。

一言でいうならば、乾きません。

非常に温度の低い温風で緩やかに風を当てている状態ですので、そりゃ~乾きませんね。乾燥機能を使用することは諦めてください(>_<)

そのかわり、洗浄が終わったらすぐにふたを開けて放置したほうが食器自らの温まった熱で自然乾燥します。(ソフト洗いコースを選択時にはこの方法は使えません。)

使用水量

標準コースではタンク満タン(約6L)で全て使い切って終了しました。

スピーディーコースでは、タンク満タンに入れた水が乾燥直前まで1/3ほど残っていましたが、残った水は最後に自動で排水されていました。実質の使用量は4Lほどだと思います。

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お手入れ

お手入れも簡単です。庫内の平面フィルターと小さな筒状のフィルターを定期的に洗い、ふたのゴムを拭くことが主なお手入れです。

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この食洗機のメリット・デメリット

食洗機を使い始めて感じたメリット・デメリットです。

メリット

  • 洗う手間はかからないため、家事が楽になりました。
  • 食洗機をかけている間に別の家事ができる。
  • 手荒れが気になる季節の救世主!これはありがたい!
  • 仕上がりがきれい!!
  • 食器用洗剤の使用量が少なくて良い。
  • 高温のお湯でしっかり洗える。
  • 洗いものを気にすることなくコップを使える(笑)
  • 節水!!(1回6リットル弱で洗うことができます)

デメリット

  • 音が大きい。(掃除機ほどではないが、洗濯機くらいかも)
  • 結構な振動がする。(防振ゴムを敷いていますが、階下に響いてないか心配です)
  • 手洗いよりも時間がかかる。(これはさほど気にしていません…)
  • 設置場所を取る。(食器乾燥機ほどのスペースが必要)
  • 庫内が広くはないので、大きなものは入らない。(鍋は手洗い)
  • 庫内の網の目が大きいので、細かいものが落ちる。(100円ショップでかごを買って対応↓)

付属のかごが使いづらいかも!?

付属品としてついていた小物入れのかごですが、大きさが合わないような気がしました。

作り的には食器かごに設置して使用するのですが‥‥

右に置いても、

左においても、

何だかしっくりきません。あまりにも収まりが悪く感じました。(標準装備なのですが…。)

これから先も使用し続けるか ?

答えはイエスです。

食器洗いの作業をしなくても良いというのはかなり助かります。手では落としづらい油汚れも簡単に落ちますので、家事の時短につながります。

あと、洗っているところを見ているのもなんだか楽しいです(笑)

ただ、音と振動が大きいので、夜の遅い時間は使用をしないように配慮したいと思います。

ちなみに我が家は、団地住まいなのですが、幸い音に関しての苦情を受けることなく、食洗機を使い続けることができています。

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さいごに

今回写真にはありませんが、600mLの水筒でしたら少し斜めにすることで食器と共に2本は同時に洗浄できてしまいます。水筒が洗えるのもポイントが高いです。

ただ、音が想像以上に大きいので、この点を我慢できるかどうかが分かれるところではないでしょうか?我が家では、音に関してはもう少し対策を練ろうかと思いますが、差し引いても洗浄機の便利さは勝ります。

【タンク式食洗機】購入から約1年使ってみて感じた 良かった点・不便だった点

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